仕事において大きな成果を残す人間は、万事において楽観的なところがある。
逆に仕事のできない人間は、成果があがらないと、置かれた環境の不備を嘆くばかりで、いたずらに悲観的になる傾向があるものだ。
「ピンチはチャンス」
「災い転じて福となす」
よくいわれることだが、そういえるためには、何よりも楽観的であること。
悲観的なスタンスの「ないものねだり」は、何の役にも立たない。
「加茂水族館」館長の村上龍男さんは、そんな楽観的な一人といえる。
この加茂水族館は、いま大人気。
2012年には、年間入場者数が過去最高の27万人を超え、一度来館した人が二度、三度とリピート訪問するほど。
いまでは、押しも押されもせぬ人気水族館の一つに数えられている。
だが、けっして順風満帆だったわけではない。
これまでに、何度となく閉館の危機に直面してきた。
・村上龍男の経歴
・結婚と子供は?
・クラゲ繁殖で復活の水族館の場所は?
そこで今回は『村上龍男の経歴や結婚と子供は?クラゲ繁殖で復活の水族館の場所は?』と題しまして、お伝えしていこうと思います。
それではさっそく、本題へ入っていきましょう!
村上龍男の経歴
村上龍男さんの経歴ですが・・・
鶴岡市立加茂水族館を閉館の危機から、世界一の水族館へと導いた村上龍男さん。
1939年に東京都渋谷区で生まれたそうですが、何らかの理由で高校までに山形県に住居を移されているようです。
山形県にある基督教独立学園高等学校を卒業した後に、村上龍男さんは山形大学農学部に進学する。
大学を卒業した後は民間企業へと就職するが、1966年から加茂水族館に勤務することに♪
ここからが彼の水族館の職員としての人生の始まりである。
1966年に市営だったのですが、加茂水族館はなんと翌年の1967年に民間企業へと
売却されたそうです。
当時、職員だった方々はわけも分からぬまま民間企業へと籍を移したそうです。
そんな中、なんと村上龍男さんは27歳という若さでいきなり館長に
抜擢されてしった経歴がありますが・・・
しかし、彼はそこからさらにどん底を味わうことになるのです。
それは、加茂水族館が民間へと売却されてから、4年が経過したとある日、加茂水族館を管理している民間企業が経営不振の理由で水族館を閉鎖することを決定したのです。
残された魚の事を考えると居ても立ってもいられなかった彼は、展示されていた魚達のために必死に頑張ったそうです。
村上龍男さんは自らの資産も担保に入れ、必死に水族館の為に働きました。
頑張っている人は誰かが見ているんですよね。
そんな村上龍男さんたちの姿を見ていた地元の方々からの餌の寄付や募金などで
どうにか1年間を耐え忍んだ後に地元出身の方が経営している会社が
水族館の管理会社として名乗りを上げてくれたのです。
しかし、経営不振で閉館することになった、水族館なので新オーナーが見つかったと言っても来館されるお客様が増えるわけではかったのです。
そこで、
村上龍男さんは様々な企画を考えては実施してみるのですが、どれもこれも
失敗に終わってしまうのです。
当時の実行した企画は、
・ラッコやアシカなどの導入
・世界のナマズ展
・アフリカの魚展
・シーラカンスと古代魚展
などの企画を行ったそうです。
「あってもなくてもいい水族館」
いつしか、こんな不名誉な称号が与えられるようになった。
その後も入館者は減り続け、1996年には10万人割れにまで落ち込んでしまいました。
村上さんは閉館も覚悟して、自身もホームレスを覚悟したという。
そんな水族館を救ったのは、意外な生物だった。
それは、予算がなくて安くもできる企画展として実施した「サンゴ展」に紛れ込んで入ってきた、小さなサカサクラゲ。
サンゴには見向きもしない来館者が、クラゲをじっと見つめる姿に村上龍男さんはひらめいたのが、クラゲの展示である。
たしかに、クラゲの動きは見ていても飽きない。
ふつう、クラゲは厄介者とされている。
だが、水族館側は低予算で展示ができ、手間もそれほどかからない。
ただ、寿命が数ヶ月とあまりにも短く、常設展示をするにはつねに新しいクラゲと入れ替える必要があった。
いちいち海に獲りに行っていたのでは、とうてい間に合わない。
そこで村上さんは、クラゲ研究所を設立し、施設内でクラゲの繁殖を行なうことにした。
そして、村上龍男さんは加茂水族館すべてを、クラゲに特化した水族館にしたのである。
「毒を食らわば皿まで」ではないが、お土産から食事まで、すべてクラゲに関連づけることにした。
もう、徹底的にクラゲである。
お土産の大福や羊羹(ようかん)、店内のラーメンからアイスクリーム、そしてコーヒーなどなど。
これらの商品も話題を呼び、加茂水族館は、どん底から、クラゲと同じようにゆっくりと浮上したのだ。
危機や困難を前にして楽天的であることは、仕事ではもちろん、人生においても大切なことなのだと村上龍男さんの経歴で思います。
加茂水族館では35種類以上のさまざまなクラゲが展示され、悠々と泳ぎ回っている。
ギネス・ワールド・レコーズ社も、このクラゲ水族館を世界一に認定した。
世界一になぜなれたのでしょう?
鶴岡市立加茂水族館がどの様な分野で世界一かというとクラゲの飼育している種類が50種類以上と世界では唯一の水族館なんです。
その経緯は先程お伝えした。
「生きたサンゴと珊瑚礁の魚展」の時に偶然発見した3mmほどのクラゲだったんです。
このクラゲの飼育にフォーカスして特化した、水族館を作ったことが世界一おおくのクラゲの種類を飼育している水族館として注目されることになったのです。
結婚と子供
村上龍男さんのご家族のことについて調べてみましたが、一般の方なので詳しい情報を掴むことが出来ませんでした。
ですから、結婚されているのか、子供がいるのかは分かりませんでした。
また何か分かりましたらこちらで追記させていただきますね!
しかし、これだけの逆転人生をやってのけるにはやはり支えとなる家族がいらっしゃったと思います。
子供がいたら、頑張っている父親の姿を見て子供たちは誇りに思っていると思います。
もし結婚してみえたら、この人生をともに支えてくれたであろう奥様はなんという包容力のある人なんでしょうか・・・
村上龍男さんはとても幸せ者なのかもしれませんね。
クラゲ繁殖で復活の水族館の場所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
クラゲ繁殖で復活の水族館はクラゲの展示種類数は50種類以上と、世界一を誇る水族館。
最大の見どころは、世界最大級・直径5mのクラゲ大水槽。クラゲを使った料理を提供するレストラン、売店などもあり、見どころ満載なクラゲ繁殖で復活の水族館です。
地域山形県/庄内・鶴岡住所山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
電話番号:0235-33-3036
HP:http://kamo-kurage.jp/
問い合わせ先:鶴岡市立加茂水族館
営業時間 通常 :9:00~17:00 夏休み 9:00~18:00
料金:【一般】1,000円 / 【小・中学生】500円 / 【幼児】無料
クラゲ繁殖で復活の水族館の鶴岡市立加茂水族館へのアクセス↓↓
JR鶴岡駅より湯野浜温泉行きバスで約30分「加茂水族館」下車すぐ
まとめ
今回は『村上龍男の経歴や結婚と子供は?クラゲ繁殖で復活の水族館の場所は?』と題しまして、お伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
これまでに、何度となく閉館の危機に直面してきた鶴岡市立加茂水族館。
2012年には、年間入場者数が過去最高の27万人を超え、一度来館した人が二度、三度とリピート訪問するほど。
いまでは、押しも押されもせぬ人気水族館の一つに数えられている。
クラゲ繁殖で復活の水族館を手掛けた村上龍男さん生き様が、素晴らしく思います。
今後もクラゲと共に頑張って下さい。
それでは、今回はここまでにさせて頂きます。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。