様々な共感を引き起こす歌詞とそれを素晴らしい歌唱力で歌い上げ若い世代を魅了するシンガーソングライター『米津玄師』さん。
実は米津玄師さんは障害である自閉症をかかえています。
一時は鬱も同時に併発していたのだとか。
両親と不仲な時期もあり、父親とは口も聞かないときもあったそう。
家族との断絶関係は病気に影響していたのでしょう・・・?
米津玄師さんは歌手としてだけでなく、絵の分野でも多彩な才能を発揮し、絵がうまいですね!!
米津玄師さんの才能の裏側には深いものがありそうですね。
・米津玄師は自閉症スペクトラム(ASD)とは?
・米津玄師は家族との断絶なの?
・絵がうまいって本当?
そこで今回は『米津玄師は自閉症スペクトラム(ASD)?家族との断絶や絵がうまいも』と題しまして、お伝えしていこうと思います。
それではさっそく、本題へ入っていきましょう!
Contents
自閉症スペクトラム(ASD)とはどんな障害?
まずは自閉症スペクトラム(ASD)というものが一体どんな障害なのか、調べてみました。
通常の自閉症には知的な発達に遅れがあるのに対して、高機能自閉症スペクトラム(ASD)の特徴は、知的能力が非常に高く、IQ71~140程度ということ。
そうは言っても、以下の自閉症の特徴は同じなのだそう。
言葉の発達の遅れや偏りがある
・対人関係が困難、困難だと感じる
・他人の考えや気持ちを理解できない
・活動や興味の範囲が狭い(特定のことにこだわる)
相手の様子や表情を察知するのが苦手で、空気が読めないと思われてしまうことも多く、また思ったことをそのまま口から発してしまうそう。
そのために人間関係で悩み、自身に異物感を感じて孤独な感覚に陥ってしまうことも多いそうです。
でも米津玄師さんの音楽へのこだわりや、繊細なイラスト、アーティストとしての米津玄師さんは、この自閉症なくしては存在しなかったのではないでしょうか。
このような障害も尊い個性だと感じますよね。
幼少期から!米津玄師の自閉症の状況は?
高校生の頃の写真でてきた。2007年。めちゃ懐かしい。 pic.twitter.com/8kAoUVSTRd
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) October 20, 2015
米津玄師さんは幼少期から周囲に違和感を感じていたといいます。
米津玄師さんの幼少期がやはりとても特殊でした。
とくに幼少の頃の原体験として語っていることに驚きました。
生まれて間もない幼少のころの原体験っていうのが、人生において一番衝撃的なものであり、そのときについた傷がずっと癒えずに死ぬまで残る。その傷が明言できない質料を生み、人の心像になる。目が開き、生まれて初めてあたりを見渡したときの衝撃に勝るものはない。
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) December 4, 2011
なんと、生まれた瞬間の衝撃を米津玄師さんは覚えているのでしょうか。
とても興味深いですね。
研ぎ澄まされた感性。
周囲とは違う、理解されない孤独感を感じたと思います。
米津玄師の子供の頃
米津玄師さん自身がこう語っています。
幼少期は横になって考え事ばかりして、ゴロゴロしていろいろと考えを張り巡らせていたらしいです。
親さんとしては、とても心配だったと思います。
やっぱり僕は運動神経がすこぶる悪い。小さいころから、横になってものを考えてばかりいたら、起き上がることすらおっくうになるようになってしまった。
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) December 21, 2011
いつも感じる居心地の悪さの回避策として、「自分の頭の中で編み出した、架空の人物と話す」ということをしていたそう。
これは・・・相当変わった子だと思われていたんじゃないでしょうか。
自閉症であることがわかっていなかったので、なおさら周りの家族や親も育てにくい子供だと感じてしまったかもしれませんね・・・
自閉症が発覚!鬱も併発していた
米津玄師さんが自身が自閉症だと知ったのは20歳のとき。
実はこの自閉症という病気は、3歳までに発症するもの。
米津玄師さんは、20歳まで気づかずにこの障害を抱えていたのですね。
そのため、自分が自閉症だとわかってから、かえって気持ちが楽になったそう。
人と違う自分。
何か常に感じる違和感の原因にとても腑に落ちたのだとか。
自閉症に併発しやすい症状の中に鬱があり、気分の落ち込みや睡眠が取れない、倦怠感などの症状があります。
生きづらさを感じていれば、鬱状態になりやすいことは容易に想像がつきますよね。
自閉症の影響で家族との断絶!!
なんと米津玄師さんは、父親とほとんど会話することがなかったそう。
そのためお互いの関係はとても親子という感じではなかったよう。
感覚としては、親戚のおじさんとか、そこまで近くない知り合い程度、と通常では考えられない関係性だったそうです。
米津玄師さんは絵が好きだった母親の影響で、自分も絵をかくようになったのだ、と語っていました。
米津玄師さんの母親はチラシを作る内職をしていたそうなので、家で一緒に過ごす時間は多かったのでしょう。
しかし、そんなお母さんとも、あるきっかけで会話をほとんどかわすことがなくなったそう。
そのきっかけというのは、母と姉が小競り合いするようになって、違和感を感じて孤独な感覚に陥って無口になってしまったそう。
自分の中で家族との断絶をしていまったようです。
自閉症の影響で、家族にも違和感を感じて、壁をつくってしまったのでしょうか。
自閉症の子をもつ親のストレス
自閉症の子供をもつ親は育てにくさを感じ、いろいろと悩むこともあるのではないか、と調べてみました。
自閉症児を持つ親の3分の2以上が、介入が必要なレベルの非常に高いストレスを抱えていることが報告されている
自閉症児を持つ親はやはり強いストレスを感じるそう。
ましてや米津玄師さんの場合、自閉症がわかったのが20歳のときということですから。
周りの両親や家族も、本人の辛さを理解できないことや、育てにくさを感じで大変だったでしょうね。
現在の家族関係は?
米津玄師さんは、現在は年末に実家の徳島に帰って過ごすなど、両親との関係性は改善しています。
父親が間接的に米津玄師さんのことを話す姿を見聞きし、なんとなく心の壁がなくなってきているそうです。
自閉症スペクトラムが発覚して、家族も受け入れられたのでしょうか・・・
長い間見えないものと戦っていたわけで、原因が分かったので、きっと家族も腑に落ちたと思います。
昔の事は大変だったと思いますが、生きづらさの原因が分かった米津玄師さんの人生はこれからきっと明るいと思います!!
米津玄師は絵がうまい
米津玄師さんの絵は、繊細なイラストで本当に絵がうまいです。
米津玄師さん。
紅白の映像があまりにも綺麗で
会場の『徳島県鳴門市の大塚国際美術館』の秘話もぐっときた。『Lemon』はずっと聴いていたが、生歌はこれが初めて。
そして彼は、超絶歌や絵が上手い。
彼の今までの人生を知り
生徒達の未来に重ねずにはいられない。ずっと応援していきたいな~。 pic.twitter.com/193eKJsXmj— ゆず姉 (@ikeike3103) January 2, 2019
米津玄師、ほんと絵が上手い!!!!
MVで書いてる絵を全部書いてるとかすごいわ。 pic.twitter.com/HjGrhkClIY— KOTOKO (@cocco1101) March 13, 2015
まとめ
今回は『米津玄師は自閉症スペクトラム(ASD)?家族との断絶や絵がうまいも』と題しまして、お伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
米津玄師さんは、とても特殊な幼少期で壮絶でしたが・・・
自閉症が個性となって米津玄師さんの作品を作っているのでしょうね。
芸術家の多くはそれぞれで数奇な人生を送っていることが多いですが、米津玄師さんもそのひとりですね。
そういった環境から形成される独特な感性でこれからも世間を驚かせるような才能を生み出してほしいですね。
今後の米津玄師さんの活躍が楽しみですね♡
でも、米津玄師さん無理はしないで・・・ぼちぼち人生楽しんで下さい。
それでは、今回はここまでにさせて頂きます。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。